白燦々のこだわり
この場所で従来品種を育てる
君沢・大沢という土地
日本一美味しいと言われる魚沼地方のなかでも、地元の人がわざわざお米を買い求める地域があります。
それが君沢・大沢・樺の沢地区(通称、三沢と呼ばれる)です。
白燦々のお米はその君沢地区で作られたお米であり、
全国に高級米として知れ渡る魚沼コシヒカリのなかのほんの一部の流通量しかない幻のお米です。
お米の品種
魚沼を代表するお米の品種、コシヒカリですが、その中にも大きく分けて二種類の品種があることはあまり知られていません。
白燦々のお米はコシヒカリの誕生当時のままの従来品種、
通称「旧コシヒカリ」を育てています(人によっては従来品種と呼んだりしますが、私たちは旧コシと呼んでいます)。
現在、魚沼産コシヒカリとして市場に出回るものは病気や倒伏に強く、
より育てやすくなったコシヒカリBLという品種です。「旧コシヒカリ」を育てる農家は多くありません。

魚沼産の旧コシヒカリは農協(JA)でも取り扱わないので、
直接農家から買い取るかニッチな米問屋から買う以外、手に入ることはほぼないと言っても良いでしょう。
旧コシヒカリは、コシヒカリ特有の甘さ、香りが強く、育てるのが多少難しくても
私たちは旧コシヒカリにこだわりを持って栽培を続けています。
美味しさの理由
新鮮な沢水が一番に入る田んぼ
田んぼは「水田」と呼ばれるように、夏の間は水を張り続け、稲に十分に水を吸わせます。
その水に含まれているミネラルによって、お米が美味しく育つかどうか左右されます。
白燦々が育つ田んぼは、その大事な水が、地元の「大沢山」から流れて、
ほかの田んぼを一切経由せずに一番に入る田んぼに限定しています。まっさらで新鮮な水だけで育つお米です。
熟練の手による米づくり
システム化が進む農業ですが、より良いものを作るためには教科書通りばかりではうまく行きません。
最新鋭の設備や作り方も取り入れながら、最後にはやはり人の目、勘と呼ばれるような経験が頼りになるのが米づくりです。
白燦々の米づくりはその道40年になる作り手とその息子が主に従事し、美味しいお米を作るために日々努力しています。